家具の工房【和家具 匠の郷/JAPANESE FURNITURE TAKUMINOSATO】

WEB工房見学

皆さんは「工場」と聞くと、どのようなイメージを持ちますか?
自動車やテレビなどの機械工場やビール工場のように大きくて、機械が整然と並ぶ感じでしょうか?
それとも小じんまりとした金属加工などの町工場のような感じ?
一般に消費者になじみのある製品の工場見学できるところは、大企業のファクトリーが多いので、前者を思い浮かべる方が多いと思います。
ですが国内の家具の生産現場は後者のような、工場というより「木工所」または「工房」という言葉が合う小規模なファクトリーが大半です。
若い職人が少なく、木工所内は木粉が舞う中、ご高齢の方々も懸命に作業されています。
防塵マスクなどをしたほうが本当は良いのでしょうが、塗装部門の方を含めて装着して作業していない方がけっこう多く、お体が心配です。
一枚板のテーブルに使う板材の乾燥場。
テーブルに限らず、木材はこうして何ヶ月も天日にさらして自然乾燥させます。
その後、自然乾燥では落ちないレベルまで含水率を下げるために人工乾燥させます。
一枚板座卓のホゾ加工の様子。
各工程毎に切って削って磨いてを繰り返しカタチにします。
丸棒と板、無垢材と合板材では使う機械や刃物が異なります。
テーブルや椅子、収納家具など作る家具により得意とするものが分業化されています。
効率よく量産するためには作業内容により、コンピューターを駆使した機械で自動加工する工程もあります。
見栄えの良し悪しは熟練した職人の手による研磨と塗装の仕上げにかかってくる。
ガン吹き塗装は木粉の付着を防ぐため、木工部門とは隔離されたところで行います。
脚を乾燥させるために吊るして乾燥機にかけます。このような規模の木工所は国内では少なくなりました。
漆職人は昔から塗師屋とよばれ、漆を乾燥させるムロを備えた作業場で丹念な作業を繰り返し行なっています。

生命を育む水と土に人の手を加え、造形される伝統美とぬくもり
高く積み上げられストックされた型。これらの多種多様な型により、
迅速かつ同一に陶器を生産することができます。
高速で回転する型の内側に均一に塗り込むように土を形作る職人の技。
経験と感が勝負。一瞬でも気の抜けない一手入魂。
整然と並べられた器たち。
彫刻も熟練工によりひとつひとつ手作業で仕上げられる。
根気と集中力が求められる。
木工と同じガン吹きで釉薬を塗布することにより多彩なデザインを可能とする。
重量のある陶器を一度に窯に入れるにはリフトを用いる。
まるで銀行の金庫のような重厚な扉を持つガス窯。

水清き和紙の里
楮などの原料を川で晒しアク抜きをしていた時代、川上と川下で和紙の出来に差が生じたほど、和紙の生産に清流の水は大切でした。
手漉きの工程
炭酸ソーダの釜で煮た楮から黒皮などのチリや変色部分を、流水の中で丹念に手作業で取り除きます。
石の板の上で木槌で叩いてほぐし、繊維を細かくします。現在では「ピーター」という機械で行うことが主流です。
トロロアオイの根からとろみのある液を取り出します。この液は「ねべし」と呼ばれ、紙漉きには欠かせないものですが、雑菌に弱く消毒液(クレゾール)を添加しています。
ねべしを紙材の入った水を張った漉舟に入れてよく混ぜ合わせます。
竹を極細に割いて絹糸で編んだ簀桁という簾のような道具で前後左右に揺すりながら掬います。
簀桁から剥がされた和紙は圧力を掛けて水を絞り出し、その後、板に貼り付けて天日で乾燥させます。
点在では中にお湯を循環させる金属乾燥機に貼り付けて乾かすこともあります。
和紙の製糸工場
簀桁の代わりに高速に回転するドラムに巻きつけた網が和紙を漉きます。
前後左右に揺さぶりながら手漉きと同じ質感の和紙を作る機械もあります。
和紙は障子や襖などの建具や照明などのインテリアをはじめ、半紙、便箋などの文具のほか、包装紙など様々な用途に用いられていますが、
素材や網を変える事で多種多様な和紙をオーダーメイドで素早く生産しています。
数千枚の紙を一瞬にして正確に裁断する機械を使うのも工場ならでは。洋紙の工場や印刷工場で使用されているものと同じです。
熟練の技

一削入魂
半世紀以上使い続けた道具が職人の右腕。正確無比な技はこだわりの道具が支える。
指先に宿る研ぎ澄まされた感覚。
丁寧にそして何度も。

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